Amazonプライムビデオで今すぐ観られるフィルム・ノワールの映画まとめ

 

映画が観たいけど、レンタルショップへ行くのが面倒な時がありますよね。

そんなあなたのために、Amazonプライムビデオで今すぐ視聴可能なフィルム・ノワールの名作映画をリストアップしてみました。もちろんプライム会員でなくても、アマゾンのアカウントさえあれば視聴できますのでご安心下さい。さらに、今回選んだ作品はすべて199円とうれしいお手頃価格。わざわざレンタルショップへ出向いて探し回る時間を思えば、試しにここで観てみるのも悪くないと思います。ちなみにフィルム・ノワールについてごく簡単に説明しますと、“1940年代から50年代に製作された犯罪映画の総称”です。

眠れない夜に、急にぽっかり空いた時間に、ハードボイルドな映画の世界へトリップしてみてはいかかでしょうか。

 

 

マルタの鷹 (1941)

フィルム・ノワールと言えばこれです。ジョン・ヒューストン監督デビュー作。美女からの依頼で、ある男を尾行していた探偵スペードの相棒が殺される。続いてその男も殺され、警察に疑いをかけられたスペードは、真相を探るうち“マルタの鷹”と呼ばれる彫刻についての伝説を知る_。

テンポの良さと登場人物のキャラクターの良さが光る傑作。そして、スペードを演じるハリウッドの大スター、ボギーことハンフリー・ボガートがとにかくカッコイイ!一度は観ておきたい名作。

 

ギルダ (1946)

ブエノスアイレスへ流れ着いたアメリカ人のイカサマ賭博師ファーレルは、違法カジノのオーナー、マンスンと知り合い彼の忠実な部下となる。ある日旅に出たマンスンが連れて帰った女は、かつてファーレルが愛した女ギルダだった_。

洒落の効いた哲学的セリフと、賑やかなカジノの雰囲気がまず楽しい作品ですが、なんといってもギルダ役のリタ・ヘイワースのすばらしい美しさが見どころです。特に登場シーンとダンスシーンはヤバイです。気づいた頃には大好きになってますのでご用心下さい。

 

復習は俺に任せろ (1953)

名匠フリッツ・ラング監督作。ある巡査の自殺についての捜査中、突然妻を殺された刑事バニオン。警察上部と悪の組織との繋がりに気づいたバニオンは刑事を辞め、たったひとりで妻殺しの犯人を追う_。

これはおもしろいです。B級犯罪映画とも言われるフィルム・ノワールの映画の中で、誰が観ても楽しめる一流の作品に仕上がっていて、さすがとしか言いようがありません。一匹狼のグレン・フォードがカッコ良くてたまりません。

 

 

見知らぬ乗客 (1951)

サスペンスと言えばやはりこの人、アルフレッド・ヒッチコック監督作。離婚問題を抱えたテニスプレイヤーのガイが、偶然同じ汽車に乗り合わせた男から交換殺人を持ちかけられる。冗談と受け流しその場を後にするも、すぐに妻が殺され、再び現れた男は、男が疎ましく思っている男の父親を早く殺すようガイに迫る_。

洒落たオープニングに引き寄せられて観ていると、だんだん不穏な空気が流れ始めます。厚かましいだけ男が、完全なサイコパスだったと気づいたときの恐怖ネ。派手なラストで最後まで楽しませてくれます。

めまい (1958)

もひとつアルフレッド・ヒッチコック監督によるサスペンス。

同僚が屋根から落下したショックから高所恐怖症になり退職した元警官の元に、昔の知人から、様子がおかしく不安定な妻を見張って欲しいという依頼が舞い込み_。

おもしろかった記憶でしたが、最近になって久しぶりに観なおしたらやはり最高の仕上がりでした。巧妙なトリックに精神的に追い詰められていき、息つくヒマもありません。しかし最終的にキム・ノヴァクをあそこまで追い詰めるのはお門違いな気もしますが。

 

白熱 (1949)

凶悪なボス、コーディ率いるギャング団は、汽車の強盗殺人の末追い詰められる。同時刻に起こった別の事件で自首し、重罪を逃れ服役したコーディだったが、そこへ潜入捜査のため財務省防犯課からひとりの男が送り込まれる_。

知る人ぞ知るマニアックな映画ではありますが、これがとんでもない傑作なんです。コーディを演じるジェームズ・ギャグニーの狂気の演技に、ただただ圧倒されっぱなし。マザコン&精神疾患の犯罪者というキャラクターも良いですし、アカデミー賞を獲っていてもおかしくないほど凄い映画ですので、騙されたと思って一度観てみて下さい。

 

アスファルト・ジャングル (1950)

『マルタの鷹』のジョン・ヒューストン監督作。無骨な競馬狂の男が、出所したての知能犯に誘われ、仲間とともに100万ドルの強盗計画に加わる_。

フレンチ・フィルム・ノワールの監督で、カルト的人気を誇るジャン=ピエール・メルヴィルに多大な影響を及ぼしたとされるフィルム・ノワールの傑作。若き日のマリリン・モンローの出演で有名な作品でもありますが、彼女の出番は少なく、完全なる男の世界です。無口で仕事のできる主人公ってのはやっぱりカッコイイです。

 

 

三つ数えろ (1946)

レイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』をハワード・ホークス監督が映画化。私立探偵フィリップ・マーロウシリーズの第一作で、ハンフリー・ボガート&ローレン・バコール夫妻の共演作。スターンウッド将軍から娘が脅迫されている事件で依頼を受けたマーロウは、脅迫状の差出人を尾行の末たどり着いた家で、酩酊状態の将軍の娘と、ある男の死体を発見する_。

この映画のバコールはすばらしくお洒落で美しいんですよね。ボギーもやっぱりカッコイイし、話しは入り組んでいますが非常におもしろい映画です。

ガス燈 (1944)

パトリック・ハミルトン の戯曲を、ジョージ・キューカー 監督が映画化。

妻の叔母が殺されたロンドンの自宅で、新婚生活を始めた夫婦だったが、その日から妻の様子がおかしくなり…。

この映画すごいんですよ。本当に信じられないくらいおもしろいです。ユーモアありスリル&サスペンスあり、伏線良しカメラ良し俳優良しぜーんぶ良しで非の打ち所がない“完璧”な映画。噂以上の名作です。

郵便配達は二度ベルを鳴らす (1946)

ジェームズ・M・ケインの同名小説をテイ・ガーネット監督で映画化。

風来坊の男が偶然立ち寄った店で働くことになる。そこには若く美しい店主の妻がいた。すぐに恋仲になった男と若妻は、店主殺しの計画を立てる_。

若妻役のラナ・ターナーが美しすぎて、登場しただけではやくも事件の香りがします。そこまで悪い女じゃないような気もしますが…やはり美しさは罪ですね。全編通してほぼ白色の服だけを着ているラナ・ターナーのファッションにもご注目下さい。

 

 

潜行者 (1947)

無実の妻殺しの罪で服役していた男が脱獄。逃亡中に若く美しい女に助けられる。整形し逃走を続けるが、何者かにより男の親友が殺され、再び男に疑いがかけられてしまう_。

『三つ数えろ』に次ぐ、ボガート&バコール夫妻の共演作。前半カメラは一人称の男目線で進み、整形するまでボギーは一切映りません。それだけに、ローレン・バコールの美しさと演技のすばらしさが際立つ作品で、カメラを通して彼女の鋭くもやさしい瞳と向き合えるのはうれしい限りです。

上海から来た女 (1947)

オーソン・ウェルズ監督/主演映画で、当時の妻リタ・ヘイワースとの共演作。若い船乗りの男が、ある日運命の女と出会う。しかしその女には夫がいた。男は女の乗る豪華船で働くことになるが、やがて殺人事件に巻き込まれていく_。

この作品で金髪&ショートヘアにイメチェンしたリタ・ヘイワースが、これまたとてつもなく美しいです。少し話しがわかりにくい部分もありますが、鏡張りの部屋を使用したラストシーンは映画史に残る名シーンです。

過去を逃れて (1947)

※こちらだけプライム会員の方のみ無料で観られる映画です

ジャック・ターナー 監督作。

元探偵の男が昔の依頼人から呼び戻され、新たな依頼によって事件に巻き込まれてゆく__。

これも良かったです。運命の女に出会ってしまった男たちの無力さよ。女の悪事に薄々気づきながらも、自ら巻き込まれてゆくロバート・ミッチャムがたまらなく素敵に見えます。個人の感想ですが、この映画の端々に村上春樹的世界観を感じたので村上ファンは是非。

 

以上、Amazonプライムビデオで今すぐ観られるフィルム・ノワールの映画まとめでした。

 

※参考文献(この本に掲載されている作品から抜粋しました)

 

 

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