モニカ・ヴィッティのファッションがステキな映画「唇からナイフ」(1966)

 

モニカ・ヴィッティのファッションがとにかくステキな60年代おしゃれモッドスパイ映画「唇からナイフ」(1966年イギリス)をご紹介したいと思います。

 

モニカ・ヴィッティは、「情事」(1960)「夜」(1961)「太陽はひとりぼっち」(1962)「赤い砂漠」(1964)などミケランジェロ・アントニオーニ監督作品に多く出演するイタリアの女優で、60年代にはアントニオーニと公私共にパートナーであったそうですが、今回ご紹介する「唇からナイフ」は、「エヴァの匂い」(1962)の名匠ジョセフ・ロージー監督が手がけるアクション・コメディということで、アントニオーニ作品とは全く違う、太ももに蠍のタトゥーの入ったセクシー女スパイ、モデスティ・ブレイズを演じるモニカ・ヴィッティとその華麗なファッションにご注目いただきたいと思います。

ちなみに原作はイギリスの作家ピーター・オドンネルの人気漫画「Modesty Blaise」

脇を固めるのは「ベニスに死す」(1971)のダーク・ボガートに「コレクター」(1965)のテレンス・スタンプとイギリスを代表する名優揃い。

そんな60年代おしゃれモッドスパイ映画をどうぞ。

 

 

唇からナイフ(1966)

Story

中東マサラ国に贈るダイアモンドが盗賊団に狙われていると知ったイギリスの秘密情報部は、その護衛として女スパイ、モデスティ・ブレイズ(モニカ・ヴィッティ)を雇う。モデスティは相棒にウィリー(テレンス・スタンプ)を指名し、ダイアのあるアムステルダムへ向かう。様々な暗号を解読し辿り着いたアパートで敵に捕まるも、ウィリーらの助けにより解放されたモデスティは、ダイヤを狙っている盗賊が因縁の相手、ガブリエル(ダーク・ボガート)だと知る。ガブリエルに騙され再び捕まったモデスティとウィリーは、ガブリエルの指示でイギリスの船からダイヤを盗むと、ガブリエルの基地である孤島に監禁されてしまう。ところが色仕掛けで基地から抜け出したモデスティは、以前にクーデター事件で助けて以来信頼されていたマサラ国王の助けのもと、見事ガブリエルからダイヤを奪い返すのだった。

 

 

見どころピックアップ

モニカ・ヴィッティ

  • ストーリーは非常にわかりにくく無駄なシーンも多いですが、そんなことよりモニカ・ヴィッティ演じるモデスティの次々と変わる60年代ファッションがたまらなくかわいいです!セクシーありキュートあり色違いあり、同じシーンでもつながり等一切おかまいなしで着替えまくります。20着以上のステキなコーディネートを着こなすモニカ・ヴィッティのお姿を存分にお楽しみ下さい。
  • モデスティがいつも何か食べてて食い意地がはっているというキャラクターなのもいいんですよね。探偵やスパイにありがちな設定ですが、やはりこういう設定があるとちょっと楽しいです。

テレンス・スタンプ

  • テレンス・スタンプもカッコいいんですよね。モダンなファッションも然ることながら、ウィリーの部屋が超モッドでさすがイギリスと思いました。モデスティを「お姫様」と呼ぶジゴロっぷりもいい感じ。

ダーク・ボガート

  • ダーク・ボガート演じるガブリエルのおとぼけ感がまたいいんですよね。側近のマクワータがお金の話ばっかりしてるのも笑えますし、妻のメリーナが超サイコパスなのも最高です。この人がいちばんコワイ。
  • ちなみにモニカ・ヴィッティのアクションとガンシーンはまったくダメ。でもそれも逆にかわいいとすら思えてきますけどね。ハスキーヴォイスの色仕掛けシーンだけで十分。おなかいっぱいです!

 

 

ひとりごと

久しぶりに観ましたけどカルト感がハンパなかったですね。「007」シリーズやイタリアの泥棒映画「黄金の七人」(1965)なんかの影響もあるのかも知れませんが、それにしても何ともB級。でもそれがたまらなく良いです。そしてモニカ・ヴィッティがとにかく素敵。Amazonで1000円ならDVD買おうかしら。ちなみにレンタルにも取り扱い有りですので是非。

それではまた。

おやすみなさい。

 

 

作品情報

唇からナイフ [ モニカ・ヴィッティ ]
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出演■モニカ・ヴィッティ(モデスティ・ブレイズ)

テレンス・スタンプ(ウィリー)

ダーク・ボガート(ガブリエル)

ティナ・オーモン(ニコル)

監督■ジョセフ・ロージー

脚色■エヴァン・ジョーンズ

原作■ピーター・オドンネル「Modesty Blaise」

1966年8月4日公開(イギリス) 118分

 

 

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