映画「紅の流れ星」(1967) Amazonビデオで見つけた昭和レア・ムービー

 

こんばんは。

今夜はAmazonビデオの有料コンテンツで見つけた昭和レア・ムービー「紅の流れ星」(1967)をご紹介したいと思います。

Amazonビデオに意外にもレンタルに取り扱いがなくDVDも廃盤になっている昭和のレア・ムービーがあったりするんです。

今回見つけた「紅の流れ星」もそのひとつで、2013年日活100周年を記念して初DVD化されるや瞬く間に完売し、今は中古品さえ見つからないレア・ムービーと化しております。

もちろんレンタルにも取り扱いなし。

となれば、300円で観られる配信で観ておきたい作品ですよね。

そんな映画「紅の流れ星」のあらすじと作品情報からどうぞ。

 

 

紅の流れ星(1967)

日活アクション映画の全盛期に石原裕次郎作品の多くを手がけ、「嵐を呼ぶ男」の監督としても知られる舛田利雄が、1958年に裕次郎主演で撮った「赤い波止場」をセルフリメイクしたというこの作品は、当時人気急上昇中だった渡哲也を主演に、ヌーヴェル・ヴァーグの雰囲気を取り入れ撮影されたそうです。

Story

盗んだ車で高速道路を走りながらさらりと加島組組長を撃ち殺し神戸へ逃れた五郎(渡哲也)。

一年後、神戸の関興業の用心棒をしながら、キー坊(杉良太郎)をはじめとする子分たちに崇拝され、女にも不自由しない気ままな暮らしを続けることに些か飽きていた。そんな時、関興業との取引のため東京からやって来た宝石商、小島が失踪する。小島を追って現れた宝石会社の社長令嬢、啓子(浅丘ルリ子)に惹かれた五郎は、啓子を追いかけ必死で口説くが、クールな啓子は相手にしない。

そんな五郎をつけまわす殺し屋(宍戸錠)の存在にに気づいたキー坊と恋人の駒子(奥村チヨ)は、殺し屋をボートで沖へ連れ出すも、逆にキー坊が殺されてしまう。

一方、小島が関興業の社長らに殺されたと知った五郎は、身元不明の遺体を啓子に確認させる。ようやく啓子が五郎に歩み寄った時、刑事の宇須(藤竜也)からキー坊の死を知らされた五郎は、ホテルに啓子を残し殺し屋のもとへ向かうのだった。

 

スポンサーリンク

 

感想・レビュー

★★★☆☆ 3

うーん。正直ストーリーとしては大しておもしろくないです。ただ、浅丘ルリ子さん演じる啓子のキャラクターが良いんですよね。冷たいけどお高くなくて、とても正直で。こんな女性になってみたい!と思わせる素敵な女なんです。それから渡哲也をはじめとする俳優陣の若かりし姿は一見の価値ありです。杉良太郎や藤竜也もまぁ若い。奥村チヨの歌も挟まれてますし、当時の神戸の町並みや素敵なホテル(六甲山ホテル)も見られて60年代好きにはたまらない作品!

見どころピックアップ

浅丘ルリ子

  • 浅丘ルリ子さん演じる啓子のファッションが何とも素敵なんです。登場シーンのグリーンのワンピース姿ときたら。美しすぎて直視できないほどです。髪につけた大きなリボンや輝くパテントの靴とバッグもすてき。白トランクもイカシてます。ピンクのワンピースはイマイチですがスケルトンのパンプスは良いですし、ラストシーンで着ている真っ赤なワンピースはもう最高です。
  • 渡哲也さん演じる五郎も負けてないですよ。「勝手にしやがれ」のベルモンドを意識したという帽子とファッションでこちらも素敵。でも浅丘ルリ子さんと並ぶとちょっとチープに見えますかね。
  • その渡さんのダンスシーンがあるのですが、これが何とも力の抜けた眠りダンスで逆にリアルでした。なんか良さそうな人ですよね、渡哲也さんって。
  • ひとつひとつのセリフがいいです。皆正直で素直なんですよ。五郎が啓子を口説く時やたらに男と女は最初に会った瞬間から決まってるみたいなこと言うんですが、私もその通りだと思います。
  • この映画には異なる3つのホテルが登場しますが、どのホテルもそれぞれすごく素敵なんです。ひとつはマダムのいる古めかしいホテルで、個人的にはこの部屋がいちばん好きでしたが、殺し屋の泊まるカラフルでチープなラブホテルも五郎と啓子がふたりで行く豪華ホテルもどれも良いです。
  • それから松尾嘉代さん演じるユカリや奥村チヨのヤングファッションもキュートです。神戸の洋館の傍にあるユカリの部屋のベランダも良い感じ。ここで五郎がユカリに言うセリフもまた正直でいいです。こう言ってくれたら女は納得して別れますよ。

 

 

ひとりごと

若い頃の渡さんの映画を観た事がなかったので何だか違和感を感じましたが、観ていてこう、こっちまで照れくさくなるような何とも言えない表情をするのが印象的でした。弟の渡瀬恒彦さんが好きで、自分は渡瀬派と勝手に思っていましたが、この映画を観て渡哲也さんのピュアな魅力にすっかりヤラれましたね。さすがです。

そしてファッショナブルでエレガントなルリ子さんには本当に参りました。もう!ステキ過ぎ!

それでは今夜はこの辺で。

おやすみなさい。

 

作品情報

出演■渡哲也(五郎)

浅丘ルリ子(啓子)

藤竜也(宇須刑事)

杉良太郎(キー坊)

松尾嘉代(ユカリ)

奥村チヨ(駒子)

宍戸錠(殺し屋)

監督■舛田利雄

脚本■池上金男 舛田利雄

1967年10月7日公開 97分

 

 

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です