2019年5月のBSプレミアムシネマで観ておきたいおすすめ映画選
ついに!「令和」の時代へ突入する記念すべき5月。ゴールデンウィークで大型連休中の方も多いかと思われますが、どこへ行ってもおそらく混雑は避けられません。そんな時はおうちで映画鑑賞なんてのも悪くないですよね。出かけたとしても、帰ってちょっと映画を観る時間を確保しておくと、ゆったりとした休日が過ごせそうです。そんな訳で今月もBSプレミアムシネマのチェックをお忘れなく。
風と共に去りぬ(1939)
5月6日(月) 午後1時-4時47分
マーガレット・ミッチェルの同名ベストセラー小説を映画化し、アカデミー作品賞をはじめ、9部門を受賞したアメリカ映画史に残る不朽の名作。ということですが…観たことなかったですねぇ。この機会に観てみたいです。ただ、連休最後の日の放送とは言え、4時間近くもありますから。うっかり釘付けになっていると夕飯の買い物忘れてた!なんてことにならないようご注意ください。
太陽はひとりぼっち(1962)
5月10日(金) 午後1時-3時07分
イタリア映画界の巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督による恋愛映画で、同監督の『情事』(1960)『夜』(1961)と並び『愛の不毛3部作』の一篇に数えられる作品です。ずいぶん前に観たっきりですが、スタイリッシュで非常に良かった記憶です。とにかく、美しいモニカ・ヴィッティとアラン・ドロンを眺めているだけで十分楽しめます。昨年9月にも放送されましたが、見逃した方は是非。
ブラジルから来た少年(1978)
5月13日(月) 午後1時-3時06分
アイラ・レヴィンによる同名ベストセラー小説を、『猿の惑星』のフランクリン・J・シャフナー監督により映画化。ナチスの復興とクローン計画の恐怖を描いたサスペンス・スリラー。これも観たことないのですが、ずっと気になっていた作品で、アイラ・レヴィンの原作映画は「ローズマリーの赤ちゃん』も『死の接吻』もおもしろかったので期待大です。しかも主演があのグレゴリー・ペックですから。絶対観ます。
終電車(1980)
5月16日(木) 午後1時-3時13分
ナチス占領下のパリで、ユダヤ人迫害に怯えながら懸命に生きる一人の女優をカトリーヌ・ドヌーヴが熱演したフランソワ・トリュフォー監督後期の作品。これも随分と前に観たのですが、なんだか切ない映画だったような記憶です。トリュフォーは大好きな監督でほとんどの作品を観ましたが、ここ最近は観てなかったので、今回楽しみです。
アメリカの友人(1977)
5月24日(金) 午後1時-3時08分
「太陽がいっぱい』など、多くの作品が映画化されているアメリカの女流作家パトリシア・ハイスミス原作のサスペンスで、監督は『パリ、テキサス』のヴィム・ヴェンダース。
昨年10月にもプレミアムシネマで放送されて観たのですが、めちゃくちゃ良かったですねぇ。主演のデニス・ホッパーがもうヤバいくらいカッコ良いですし、先日お亡くなりになられたブルーノ・ガンツがまた最っ高に素晴らしかったです。まだの方は是非。
お茶漬けの味(1952)
5月27日(月) 午後1時-2時57分
小津安二郎監督作。質素な夫と、そんな夫に不満の上流階級出身の妻とが、次第に歩み寄り価値観の違いを埋めてゆく姿を描いた家族ドラマ。こちらも昨年プレミアムシネマで初めて観ましたが、何ともステキな映画でした。とにかく夫役の佐分利信さんが何だか本当にかわいらしいのと、日本家屋の良き雰囲気漂うあの映像が印象的です。何度でも観たい映画。
ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー(1942)
5月31日(金) 午後1時-3時07分
『ブロードウェイの父』と呼ばれた興行師ジョージ・M・コーハンの半生を描いたミュージカル。これ『カサブランカ』のマイケル・カーティス監督作なんですよね。3月にプレミアムシネマで放送された同監督のフィルム・ノワール作品『ミルドレッド・ピアース』もすごい傑作だったので、非常に楽しみです。主演がジェームズ・ギャグニーってのも良いですね。
以上、2019年5月にBSプレミアムシネマで放送予定の映画から、おすすめをご紹介致しました。