おすすめを勝手にセレクト!BSプレミアムシネマで観ておきたい映画(2018年12月編)
今年最後のBSプレミアムシネマのおすすめ映画なんですが、正直今月は『年越し映画マラソン』も含めどうもパッとしません…。それでも、この記事を読んで下さっている方がいらっしゃると信じて、ちょいと気になる作品や、何度観ても楽しめる名作中の名作を少し選んでみましたので、是非。そして、来年もBSプレミアムシネマでステキな映画がたくさん放送されることを心から願います!
ハード・ウェイ(1991)
12月7日(金) 午後1時-2時51分
先月の『張り込み』シリーズに続き、『サタデーナイトフィーバー』のジョン・バダム監督がお届けするアクション・コメディ。今回はあのマイケル・J・フォックスがハリウッドスター役で、役作りのためジェームズ・ウッズ演じる刑事に付きまとっていてドタバタという筋らしく、これは何だかおもしろそうです。
バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)
12月10日(月) 午後9時-10時57分
これは嫌いな方はいないというくらい世界中で愛され続けている映画ですよね。私ももちろんその一員でして、しかも1985年で、自分が小学生の時に公開されて観たので、もう強烈に記憶に刻み込まれている作品なんですよね。やっぱり子どもの頃受けた衝撃ってすごいですから。すべてのシーンが今もありありと浮かんできます。マイケル・J・フォックスがスケボーに乗ってトラックにつかまって走る姿だとか、パーティでギターを弾く姿だとか、デロリアンのボタンも、あの時計台も全部全部憶えてます。
ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984)
12月15日(土) 午前0時15分-1時45分
さてジム・ジャームッシュ監督第二作目のこちらですが、早いですね、つい7月にも放送されて観たばかりです。ずいぶん久しぶりで観ましたが、ジャームッシュ監督のズバ抜けたセンスの良さにひっくり返りました。まず配役と彼らのファッションで5割。ユーモア3割。残りがカメラワークと音楽の使い方です。ホントかっこ良すぎてズルいとさえ思ってしまいました。そんな訳で7月に見逃した方は是非どうぞ。金曜深夜ですのでお間違いなく。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2(1989)
12月17日(月) 午後9時-10時49分
わあ!二週連続の月曜午後9時枠の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですよ。ありがたいことです。パート2も観ました観ました。ただ、パート1に比べるとどうも記憶が曖昧ですので、今回久しぶりに観てみたいと思います。すごく楽しみ!
ダウン・バイ・ロー(1986)
12月22日(土) 午前0時15分-2時03分
これもジム・ジャームッシュ監督作品で、7月にも放送されました。これはおシャレ感よりもユーモアに重きを置いた作品と言っていいのではないでしょうか。とことんシュールなコントを観ているような映画ですので、お笑い好きな方は案外ハマるかも知れません。主演のトム・ウェイツと、イタリア人役のロベルト・ベニーニが、あのジョン・ルーリーの存在感を薄めるほどいいアジ出してました。今度はジャームッシュのデビュー作『パーマネント・ヴァケーション』が放送されて欲しいとひそかに願ってます。
サウンド・オブ・ミュージック(1965)
12月24日(月) 午後1時-3時56分
クリスマス・イヴはこの映画でしたか、これロバート・ワイズ監督作だったのですね。ワイズ監督のフィルム・ノワール作品で観たいのがたくさんあるんですよねぇ。話がそれましたね。さて「サウンド・オブ・ミュージック」はいつかテレビで観たような気がするのですが、全編は観ていないと思うので今回が初めてです。クリスマスということで3歳の息子と一緒に観ようと思いますが、ずいぶん長いので、結局後で見直すことになりそうです。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990)
12月24日(月) 午後9時-10時59分
出ました!3週連続『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。パート3は観たことないのですごく楽しみです。今回は1885年の西部開拓時代へタイムスリップするらしく、西部劇のパロディーなどが組み込まれたシリーズ完結編です。お見逃しなく。
ブレードランナー ファイナル・カット(2007)
12月27日(木) 午後1時-2時59分
2019年のロスを舞台としたカルト的人気を誇るSF映画。2017年に続編の『ブレードランナー2049』が公開されずいぶん話題になり、一度観てみたいと思っていた作品なので嬉しいです。ファイナル・カット版は、1982年のオリジナル版を、2007年にリドリー・スコット監督が自ら再編集したバージョンらしいです。
デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー(2007)
12月27日(金) 午後3時-4時46分
えぇ!本編終了後引き続きドキュメンタリーを放送するとは。攻めますねNHK。でも好きな方にとっては心からうれしいですよね。しかし午後3時からの枠なんてあるのですね。年末に差し掛かって特別編成のスケジュールですので、お間違いのないよう予約して下さい。
E.T.(1982)
12月31日(月) 午前9時33分-11時29分
大晦日は朝からプレミアムシネマなんですね。(これが『年越し映画マラソン』だそうです)それも「E.T.」とは。大好きな映画ですのでうれしい限りです。これは子ども心に、あの不気味な生物E.T.が怖くて(笑)、当時観なかったのですが、大人になってから観て、子供時代に観なかったことを心から後悔した映画です。どうして子供たちががんばって友だちを守ろうとする姿って泣けるのでしょう。あの自転車が浮かび上がる瞬間、どうしても泣かずにはいられません。泣ける映画はほとんど観ませんが、これは私にとっての号泣シネマです。せめて息子には小さいうちに観て欲しいなと思ってます。
シェーン【デジタルリマスター版】(1953)
12月31日(月) 午後9時40分-11時39分
ワタクシ事ですが、2018年後半は、主に1940年代のフィルム・ノワールを観てきて、中でも良かったのがアラン・ラッドとヴェロニカ・レイクの『拳銃貸します』だったんですよ。それで、アラン・ラッドの「シェーン」をも一度観なければと思っていたところだったので、本当にうれしいです。しかもリマスター版なんて最高。ありがとうNHK!これを観てすっきり年が越せそうです。
以上、BSプレミアムシネマで放送予定の映画の中からおすすめをご紹介致しました。
他にも『リーサル・ウェポン』シリーズや、今年カンヌでパルム・ドールを獲得した是枝裕和監督作品、年越し映画マラソンでは『ミッション・インポッシブル』シリーズが一挙放送されますので、お好きな方は是非!それではまた。よいお年を!