男性におすすめ!メンズファッションがクールな60年代おしゃれ映画8選

 

名車と美女とクールなメンズファッションが素敵な1960年代のおしゃれ映画をご紹介します。

 

ブリット(1968 アメリカ)

スティーヴ・マックイーン演じる警部補ブリットの活躍を描いたサスペンス。マックイーン本人が選んだというフォード・マスタングGT390(1968製)での10分間に及ぶリアルなカーチェイスはあまりに有名な名シーン。タートルにジャケット/スーツにステンカラーコート/シャツにセーターといったシンプルながら洗練された大人の着こなしが何とも素敵です。スエードのデザートブーツもGood.ラロ・シフリンによるサウンドトラックも最高にクールです。

ブリット [ スティーヴ・マックイーン ]
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007 ゴールドフィンガー(1964 イギリス/アメリカ)

シリーズ3作目の本作ではショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドが潜水服を脱ぐと白タキシード!というスマートすぎる登場で始まり、カジュアルなゴルフ・ウエア姿にビシッと決まったスリーピーススーツ姿など様々なボンド・ファッションがお楽しみいただけます。スーツはロンドンのテーラー「アンソニー・シンクレア」、時計は「ロレックス・サブマリーナ」にNATO軍使用のストラップを付けるのが初代ボンド流。敵であるゴールド・フィンガーの超モダンな秘密基地や、本作で初登場する秘密兵器を搭載したボンド・カーのアストンマーチンDB5でのカーチェイスも見どころです。

007/ゴールドフィンガー デジタルリマスター・バージョン

アルフィー(1966 イギリス)

モテ男アルフィーの女性遍歴を自らの語りで進行していく青春映画。アルフィー役のマイケル・ケインが飄々として小憎たらしいですが何ともクールでカッコいい。ファッションも、紺ブレ良しスーツ良しでアイビー・ルックがキマッテいて目が離せません。男性の本音が炸裂した語りはなかなかおもしろいですし、ソニー・ロリンズによるサウンド・トラックがロンドンの街並みにマッチしていい感じ。60年代のポール・マッカートニーの恋人ジェーン・アッシャーもアニー役で出演していますので注目してみて。

アルフィー (1966) [ マイケル・ケイン ]
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欲望(1967 イギリス/イタリア)

この映画はストーリーを追うよりお洒落な60年代の雰囲気を感じ取りディティールを楽しむ、言わばセンスを磨くための映画です。例えば主人公トーマスのライフスタイル。お洒落なスタジオ兼自宅でカメラ好き憧れのハッセルブラッドで美女を撮影し、ふいに思い立ってロールスロイスで出かけ骨董店でガラクタを買い漁る…まさにサブカル男子の夢!しかもそんな「勝ち組」のトーマスが写真への情熱を失うことなく、出先ではニコンFに持ち替えて夢中で写真を撮る姿ときたら、もうカッコ良すぎて悔しいな。ハービー・ハンコックのサントラもズルイしホワイトデニムとブルーシャツも似合いすぎ。おまけに1967年のカンヌでパルム・ドールをさらっと獲得しているんですから。ホント参っちゃいます。

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電撃フリント・アタック作戦(1967 アメリカ)

まずフリントのスーパーお洒落な部屋を見ていただきたいですね。シリーズ2作目の本作は、エステリゾートで女性たちが世界征服を目論むというお話しなんですが、インテリアもファッションもとにかく全てがお洒落おしゃれオシャレ!とんだお洒落映画ですのでオシャレ好きは是非。フリント役のジェームズ・コバーンはスタイルが良いから何を着ても似合いますが、やはり白タートルに白デニムは反則でしょう。フリントはスーパーヒーローなので移動は車どころか自家用ジェットなんですが、飛行場に乗り付ける際にチラッと登場するスーパー・カーも見逃さないで!フリントカッコ良すぎです!

電撃フリント・アタック作戦 /ゴードン・ダグラス(監督)
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卒業(1967 アメリカ)

あまりに有名なラストシーンばかりが一人歩きしがちですが、ダスティン・ホフマン演じるベンジャミンのカジュアルだけど品のあるファッションや、卒業祝いで両親からプレゼントされる真っ赤なアルファロメオ・スパイダーを忘れてもらっては困ります。ベンジャミンを誘惑するマダムのファッションも素敵ですし、クールなカメラアングルにも注目していただきたいと思います。繰り返し流れるサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」は何度聴いても心に沁みます。

 

 

コレクター(1965 イギリス/アメリカ)

好きな女性と「知り合いたくて」誘拐・監禁というショッキングなストーリーではありますが、テレンス・スタンプ演じる主人公フレディは常に紳士的できちんとしたファッションにも好感が持てます。監禁中の女性に食事を運んでくる際にはお洒落なスーツでビシッとキメてきたりするんですが、それが何とも健気です。出かけるときのキャスケットとステンカラーコートも英国っぽくて素敵ですし、時々登場するワゴン車も実用的でもありカッコいい車です。隠れた名作ですので是非。

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ハピネット ピーエム

※こちらは配信でも観られます

何かいいことないか子猫チャン(1965 イギリス/アメリカ)

ウディ・アレン脚本のラブ・コメディ。とにかくピーター・オトゥールがモテてモテて困るっていうお話なんですが、それもそのはずグレンチェックのハンチングとダークグリーンベロアジャケット姿がそれはもう素敵です。精神科医役のピーター・セラーズの長髪メガネもある意味お洒落ですし、何と言っても話しが普通に超おもしろい!特にウディ・アレンが港でディナーをするシーンが最高です。ピーター・オトゥールが乗ってる水色のクラシック・カーもカッコいいですし、ロミー・シュナイダーやウルスラ・アンドレスなど美女たちの競演もお楽しみ下さい!

何かいいことないか子猫チャン [DVD]

 

以上、男性におすすめの60年代おしゃれ映画8選でした。「何かいいことないか子猫チャン」以外はレンタルに取り扱いのある作品ですのでファッションの参考に、話しのネタに是非どうぞ!(TUTAYA DISCAS調べ)

 

 

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2件のフィードバック

  1. 写真家 より:

    「何かいいことないか子猫チャン」の水色のクラシックカーについて画面を懸命にみましたが、どうもMG-TDあたりらしいとしかわかりませんでした。フロントのオクタゴンまーくがはっきり写っていれば断言できたのですが、昔の映画は画面が荒いですね、、、楽しい映画の紹介をありがとうございます。

    • ユキコーヌ より:

      写真家さま
      コメントいただきありがとうございます!車は好きですが全く詳しくないので、貴重な情報いただきうれしいです!ハンサムなピーター・オトゥールさんが乗るからさらにかっこイイのかも知れませんが…とにかくすてきな車でした。ありがとうございました^_^

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